産科

妊婦健診

妊婦健診

妊娠や出産は病気ではありません。
健康な婦人が経験する、自然で生理的な営みです。しかし、それにもかかわらず妊娠とわかったその日からよけいな心配や不安でいっぱいの毎日を送る妊婦さんは決して少なくありません。それは正しい知識がとぼしいことから起こります。 そのためにも、定期的に妊婦健診をおこない、ご自身のからだの変化、おなかの赤ちゃんの成長を見つめていくことが大切です。

ご実家などへ里帰り出産を予定している方を対象に、妊婦健診、胎児スクリーニング、4Dエコーを行っています。

4D画像 4D画像 4D画像
当クリニックでは4D超音波診断装置を導入しています。胎内の赤ちゃんがさまざまに動くようすや表情の変化まで、鮮明に確認することができます。
次のスケジュールで妊婦健診をお受けください。
  • 妊娠5ヵ月(19週)までは4週間に1回
  • 妊娠6~7ヵ月(20~27週)は3週間に1回
  • 妊娠8~9ヵ月(28~35週)は2週間に1回
  • 妊娠10ヵ月(36~39週)は1週間に1回

※定期健診以外でも、出血や痛みなどの異常を感じた場合はなるべく早くご来院ください。

妊娠中の乳房ケア

当クリニックでは、出産後母乳育児をスムーズに始められるよう、妊娠26週より乳房ケアをおこなっています。
担当スタッフが、乳房のお手入れについてお話しさせていただきます。

妊娠26週前後
自分の乳首の状態について知っておきましょう。
どんどんおなかが大きくなっていく時期で、おっぱいも少しずつ準備を始めています。とくに「赤ちゃんが吸いにくい形の乳首」の方は、この頃から、赤ちゃんが吸いやすい乳首にするためのケアが必要になってきます。
妊娠36週前後
乳首のケア(乳管貫通法)で、おっぱいの通り道をつくります。
産後におっぱいがスムーズに出るためには、おっぱいの通り道である乳管が開通しているかどうかが重要なポイントになります。妊娠10ヵ月(36週)に入りましたら乳首マッサージをおこないます。乳首マッサージには、乳管の通りをよくするとともに、乳首を伸びやすく丈夫にする効果もあります。